2018年1月14日日曜日

KURASHIKI trip

 尾道から倉敷へ。 

今回の旅の締めくくりは倉敷美観地区にある
大原美術館。

私、香川県出身なのに
美観地区も大原美術館も初めてでした。



~お正月感~

  

もともと、大原美術館は
倉敷で活躍した実業家・大原孫三郎が画家児島虎次郎の死をきっかけに
昭和5年に設立した日本最初の西洋美術中心の私立美術館。

孫三郎は友人でもあった虎次郎の画家としての才能と
美術品を見抜く力を高く評価し、
今から100年以上も前に虎次郎を何度も渡欧させ
現代でも歴史的に貴重な作品として知られる
エル・グレコ、ゴーギャン、モネ、マティス等を買い付け
大原美術館に展示したとのこと。

孫三郎が退いた後には長男・大原總一郎が後を継いで
大原美術館のさらなる発展に尽力し今の形があると言います。

とにかく、貴重な美術品を100年も前から
この倉敷にもたらしていたこと、美術品を人々に公開することによって
より良い社会にする為の活動であったことも素晴らしいです。

私立美術館だけあって
美術品に対する愛情も溢れるようでした。
また美術館自体が倉敷の街で大切にされてきたことが伺えます。

ヨーロッパに行かずして
これだけの名画が拝めることは今の時代でも非常に貴重だと思いました。




美観地区も素晴らしいですが、
大原美術館の貯蔵量に圧倒されその後も余韻を引きずっていたので
ひと休憩。

大原美術館すぐ近くにあったCAFE

EL GRECO


ここEL GRECOは
大原家によって元は小作農地の管理の為の事務所として
建てられたのが始まりとのこと。

その後、昭和34年に喫茶店として改築され
大原美術館に飾られている「受胎告知」の
作者エル・グレコの名前を取って名付けられた。

とっても趣のある内装で
クラシカルな雰囲気だけど息苦しさが無く
天井も高く開放感がある明るい店内でした。

そして、ココアが絶品。

EL GRECOのココアを飲んで今回の旅は終了。



あぁ、充実した数日間でした〜。


まだまだ行ったことがない所、知らないことがたくさんあり
方々訪れる度に勉強になる素晴らしい時間でした。


今回もNAOKOちゃん、ミムちゃんありがとう。


また、ゆっくりどこか行きたいなぁ。



ONOMICHI trip

尾道、到着〜!



写真がもはや食事ばかり。笑


小津安二郎監督の「東京物語」や
大林宣彦監督の「転校生」「時をかける少女」「さみしんぼう」の3つを合わせて
"尾道三部作"の映画の舞台となり、
ヴィム・ヴェンダーズ監督も尾道を訪れこの場所に魅せられたことも有名。

趣ある箱庭的都市・尾道。

観光都市としても有名な場所なので
食べ物も美味しく古き良き昭和的な世界観が多く残っている場所でもあります。

ですので、朝は近くの純喫茶へ。



尾道、美味しいところが多すぎる。

実は福山から夜に尾道に入り、
お寿司屋さんでも美味しいお寿司を頂きました。

10年くらい前からのお知り合いで
今はLAに住んでいらっしゃるフォトグラファーMIZOのMINORIさんが
尾道出身で尾道でオススメの場所をたくさん聞いておいたのでした。


朱華園」 

ここはミムちゃんの友人オススメのお店。

尾道ラーメン。

朝食にトースト食べたのに
1時間後にはラーメン食べるという・・ 最高。
 


尾道は小さな路地が多く残っています。

この路地の奥には
古道具屋さんと古本屋さんがありました。




石段を登り千光寺を目指して行きはゆっくり歩いて登ることに。

古い民家のあちこちに猫が住んでいる尾道。

野良猫なのか飼い猫なのか・・
どの猫も小ぶりで人懐っこい。 

尾道には猫が合うなぁ。





 
猫会議。




重要な場所の写真がない・・
千光寺をお参りして、
安藤忠雄さん設計の尾道市立美術館にも行き、
ロープウェイで下る前に
尾道名物ドリンク「チャイダー」を頂きました。

お茶のサイダーって新感覚で美味しい〜!


帰りはロープウェイであっという間。

小雨降る中だったけど、
雨の尾道も風情があって良き。


帰りにはMINORIさんオススメの
アイスクリームを食べた。


最中にアイスを入れて食べるのだけど、
サクサクで美味しかった。


最後にはおのみち映画資料館に立ち寄ってフィニッシュ。

小津さんの映画作りの真摯な姿を知ることが出来、
小さい資料館だけど温かみのある場所でした。


しまなみ街道まで巡れなかったので、
またゆっくり訪れたいなぁ、尾道。


最終日、倉敷へ。

FUKUYAMA trip

香川からマリンライナーで瀬戸大橋を渡り
岡山を経由して福山まで。 

とりあえず、食べたもの。

田丸屋

古民家を改装した落ち着きある内装で
とんかつも美味しかったなぁ。

 

お腹もいっぱいになったところで
今回の旅の一番の目的でもある
(友人・ミムちゃんが教えてくれた場所!)

神勝寺は広大な敷地の中に
丹念に手入れされた季節を感じる庭があり、
お茶や食事を愉しめる場所や
お風呂や瞑想まで出来る施設など
この場所にある全てを通して禅とはなにかと体現することが出来ます。

写真を見て行く前から気になっていた
芸術家の名和晃平さんが手がけた

洸庭


舟型をした地面から浮かび上がったようなデザインが印象的でした。

伝統的なこけら葺きと言う技法を用いて作られた
柔らかく温かみのある建築物。
 

舟型の下部。

箸などに使われる
ヒノキ科のサワラ材をこけら葺きで作られています。

とても軽い材質のようで
近くで見るとものすごい密度だけど
どこか軽量感のある印象でした。




 

洸庭の中では30分間の瞑想を体験することが出来ます。

静まり返った内部では
椅子に腰掛けてまっすぐ前を見ると
かすかに波打つ水面にほんのり光が揺らめいていました。

心を静かにし、ぼぅっと水面を眺めていると
あっという間に30分は経ちます。

とても貴重な体験。 



個人的には神勝寺 禅と庭のミュージアムを訪れた際には
最初に瞑想し、心をクリアにしてから庭の散策をすると
より自然を身近に感じることができるような気がしました。

 


庭を散策しているといくつも食事やお茶を頂ける施設があります。

私たちは秀路軒というところで
抹茶とお菓子を頂きました。


この後も数時間をかけて庭を散策しつつ、
堂や院を回りました。

荘厳堂では
禅僧・白隠の描いた禅画も見ることが出来ます。


思っていたよりもかなり広大な施設であり、
良き時間を過ごすことが出来ました。


尾道へと続きます。