今週末12月2日(土)に
深瀬昌久氏の写真集、3タイトル入荷致します。
私はtwelvebooksのショールームで
深瀬さんの写真集に出会ったのですが、
作品の力強さと切なさに惹かれて
「鴉 / RAVENS」を購入しました。
この写真集、白と黒のコントラストがとても美しいです。
この写真集は深瀬さんの出身でもある北海道への帰省中に
撮影されたストーリーとなっており
取り憑かれたように撮影した鴉の写真と合わせて、
鴉に見立てた被写体も一緒にレイアウトされており
見ていると想像を掻き立てられる写真集です。
初版は1986年に刊行されており、
その後2度復刻されているようなのですが、
限定部数での発行とあって全て完売となってしまっているようです。
今年、イギリスの出版社MACKから復刻版が刊行されました。
初版のレイアウトやデザインもそのままに収録されており、
新たに深瀬昌久アーカイブスのトモ・コスガ氏によるテキストも収録されています。
「Hibi」、「Afterword」も
深瀬さんの持つ哀愁がよく表れていて
どれも他にない作品だと思います。
東松照明や森山大道、荒木経惟らと並び、
写真界にとって重要な人だったようなのですが、
新宿ゴールデン街の行きつけのバーの階段から不慮の転落により
脳に障害を持ち20年間寝たきりの生活から亡くなってしまった最後。
写真家として再起することもありませんでした。
深瀬さんの言葉で写真の哀しさ感じる言葉がありました。
「いつも愛する者を、写真を写すという名目で巻き添えにし、
私も含めて誰も幸せにできなかった。
写真を撮るのは楽しいか?」
是非、お手に取って頂きたい写真集ばかりです。


























