「5時から7時までのクレオ」
(フランス・イタリア/1961年/監督:アニエス・ヴァルダ/90分)
アニエス・ヴァルダの作品を観た。
先日開催されていたカンヌ映画祭で
アニエス・ヴァルダと現代アーティストのJRによるドキュメンタリー
「VISAGES,VILLAGES(原題)」が話題になったそうで、
この作品の配給がUPLINKで決定したそう。
御歳88歳になるというアニエス・ヴァルダの精力的な創作意欲には
圧倒させられるしとても勇気をもらえる。
今から公開が楽しみ!
さて、本作「5時から7時までのクレオ」 は
体調が優れないことから癌かもしれないと不安に思う
クレオが精密検査の結果が出るまでの彼女の心境の変化や行動に密着した作品。
彼女の生活を追っかけ些細なこともしっかりと描いているところが印象的。
所々で、アフリカの民芸品や日本の話なんかも出てきて
当時の流行も感じられるお洒落な仕上がり。
映画全体から醸し出されるお洒落な雰囲気は
60年代のフランス映画ならでは。
女の子なら見ていて楽しい映画だと思うけど、
主演のコリーヌ・マルシャンが華やかな反面、
彼女の心情の浮き沈みを描く不思議な葛藤にかられる。

